『イノベーションのジレンマ』や『ジョブ理論』の提唱者として知られるクレイトン・クリステンセン教授らが、過去に新しいビジネスに成功したイノベーターたちの行動特性を調査した結果、イノベーションは「センス」がある者だけに許されるわけではないことがわかってきました。
イノベーターDNA診断は、クリステンセン教が監修した約70問の設問にオンラインでご回答をいただくことで、受診者のイノベーティブ素養を発見力・実行力・イノベータータイプの3つの観点から診断します。
発見力 – Discovery Skill
「ビジネスチャンスに気づく力」である発見力は、質問力、観察力、ネットワーク力、実験力、関連づける力の5つに分解できます。
発見力はイノベーティブな事業への取り組みにおいて必要不可欠なものですが、既存事業において発見力が成功に貢献する場面はそれほど多くはありません。そのため、既存事業における働きぶりからは明らかになりにくい「隠された才能」であるとされています。
実行力 – Delivery Skill
「具体的に行動に持続する力」である 実行力は、分析力、計画力、詳細運用力、自立性の4つの力に分解できます。
シャルル・ド・ゴールが「物事を考える人間は大勢いるが、行動を起こすのはたったひとりだ。」というの言葉で示したように、イノベーションによって世界に影響を与えるためには、粘り強い行動継続が必須となります。
診断結果はPDFで出力され、回答直後からオンラインで閲覧できます。 さらに、発見力と実行力の強化を手助けするワークブックもあわせてダウンロードすることができます。
イノベータータイプ
発見力と実行力の分布によってイノベータータイプが決まります。
イノベータータイプを活用すると、資質への向上を目指す研修プロジェクトの設計や、イノベーションチーム内での得意な役回りについて知ることができます。
イノベータータイプには以下の5種類が存在します。
- I : 発想を得意とする、イノベーター
- I+e: 実験を得意とする、エグゼキュティブ・イノベーター
- D: 両利きのデベロッパー
- E+i: 計画を得意とする、イノベーティブ・エグゼキューター
- E : 実行を得意とする、エグゼキュータータイプ
診断レポートの内容
レポートではそれぞれの力の現状と、それらの力を向上させていくための指針が示されます。
12ページにわたる詳細な診断結果はPDFで出力され、回答直後からオンラインで閲覧することができます。 また、発見力と実行力の強化を手助けするワークブックもあわせてダウンロードすることができます。