イノベーションのDNA 破壊的イノベーターの5つのスキル
著: クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセン著『イノベーションのDNA』
ハーバードビジネススクール クレイトン・クリステンセン教授らによる「イノベーション」と「人・組織」についての研究の成果をまとめた書籍です。イノベーターDNA診断の理論的な基礎について紹介されています。

クリステンセンらの研究は、スティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾス、アラン・ラフリーなどの革新的な経営者25人と、3,500人を超える起業家の行動様態を調査し、彼らがどのようにして創造的なアイデアや事業戦略を生み出しているのかを分析したものです。
彼らの研究成果は、イノベーションを起こす力は、後天的に開発が可能であると結論づけています。その結論に基づいた、イノベーション能力の開発の具体的方法についても多くの示唆が得られる本です。
Innovator’s DNA 社
Innovator’s DNA社は、イノベーターDNA診断の開発元です。公式ウェブサイトには、イノベーションと人材に関するさまざまな情報がまとめられています。
イノベーターDNA診断とは?
イノベーターの行動がイノベーションを生み出す特性とみなすことをイノベーターDNAモデルと呼んでいます。イノベーターDNAモデルを活用することで、社内起業家(イントラプレナー)育成や、新規事業プロジェクトのチームビルディングを効果的に行うことができます。ビジネスマンの行動について分析を行うことで、成功するイノベーターの特性に近づいているかどうか、客観的な診断が行えます。
イノベーターの“モノサシ”がなぜ必要なのか?
クレイトン・クリステンセンは、自身のイノベーション理論をベースとしたコンサルティング会社『イノサイト』を立ち上げ、世界規模で様々なイノベーション活動を支援しています。
イノサイトの日本のビジネスにおけるパートナーである INDEE Japanでは、コンサルティング、コーチング、セミナーなどの活動通じて、イノサイトが実践する手法を紹介しています。
イノベーターの“モノサシ”がなぜ必要なのか?(Biz/Zine)は、INDEE Japanテクニカルディレクター:津田真吾によるイノベーションのメカニズムについてのウェブ連載です。